古代ローマ帝国西暦138-161年アウレウス金貨アントニヌスピウス5/5,3/5
アウレウス金貨は紀元前1世紀から紀元4世紀の頭まで(308年)作られ
ほぼ純金の約7~8グラムの重量があります。
このアントニヌス ピウスは紀元138年から161年の間のローマ皇帝
今から約1,900年前の金貨ですが、すばらしい状態で残されています。
アウレウス金貨の中でも横顔がとてもよくハンサムです。
ポン デュ ガールの水道橋やコロッセオなどローマの遺跡を見るたびに、
その技術力の高さや、メンテナンスの考え方などはいつも下を巻くほどの
ものがあります。このアウレウス金貨も肖像の周りに刻印された(浮き彫り)
ANTONINUS AVGPIUS PPなどの文字の美しさはえも言われません。
すでに行き先が決まっているコインですが、ため息が出るような美しさと
2,000年近くの時空を飛び越え、目の前に存在してくれていると思うと
手を合わせたくなります。