神聖ローマ帝国1695年レオポルド1世10ダカット金貨
ハプスブルク家の中興の祖ともいうべきレオポルド1世
その風貌からHOG MOUTH 猪の口などと呼ばれますが
音楽や文化を深く愛し、ウイーンを音楽の都として栄させた人でもあります。
外交的にはカール5世以降衰退していたハプスブルク家の領土を拡大
人を取り立てる能力が素晴らしく、外交、文化両面で巧みに使い
そのひとたちも厚遇され非常に強い忠誠心があったようです。
オークションに出ました。
このコインはかの加持将一先生の カネはアンティークコインにぶちこめ1 の
150ページに掲載されています。
推定価格1,750万円(2015年1月)現存枚数25〜30枚 となっていますが
このコインはVorzüglichという状態なので、AUくらいのグレードでしょうか。
実際この年代の10ダカットの鑑定付きはほとんどありませんので
このままの状態でも十分通用すると思います。