ロシア1896年 ニコライ2世 25ルーブル金貨
日本の歴史で出てくるのは1891年に起こった大津事件。
ニコライが皇太子の時に大津市内で巡査に切りつけられ大怪我を負いました。
幸い脳にはとどかなかったので命は助かりましたが、この事件が
ニコライの日本人キライとなり日露戦争につながったようです。
イギリスの国王ジョージ5世とは従兄弟で、とても良く似ていたため
1811年ニコライがロシア革命でなくなり、ニコライの家臣がジョージ5世に
拝謁した時ニコライが生きていると思ってつまづいたという話もあります。
来日中に長崎で右腕に刺青を入れていますし、ジョージ5世も日本で
刺青を入れています。やんちゃなところはよく似ているようで。
下の金貨は1911年に国王になったイギリス ジョージ5世
横顔がそっくりなのがわかります。
さてこの25ルーブル、贈答用でわずか300枚しか作られませんでした。
重さは32.25g
オークションスタートは40,000ユーロです。